(前の報告の続きです)
白井さんグループ(6人さま)と一緒に、次に向かったのは、熱海温泉の神さま、大湯間欠泉~湯前神社。ゴーッという音とともに突然吹き上がった大湯・間欠泉は驚きです。その昔は1日6回噴出していたそうですが、やがて停止し、今では人工的に(観光用途)で5分おきに噴出と停止をくり返しています。
そして湯前神社をご案内。神社境内では、先に執り行われた例大祭(湯汲み道中)の写真をお見せしましたが、大変喜んでいただきました。また鳥居くぐって右手に鎮座する、石で彫られた少彦名命(すくなひこなのみこと)像も凛々しくて見ごたえがありました。
大湯・日航亭前で徳川と熱海温泉の関係を説明した後、延命堂で一休み。こちらは温泉まんじゅうの元祖ですね。温泉蒸気を利用してまんじゅうを作り始めたのが大正時代。百年近い昔なのだそうです。
熱海駅を出発してから街中を巡って延命堂までの距離は約1.3km。ゆっくりゆるゆる歩いたのですが、それでも疲れましたね。そして昭和25年の熱海大火でも生き残った、ニューフジヤホテルのナツメヤシの説明をしているとちょうど12時。
そのあと初川沿いにある芸妓見番を見学。120人ほども芸妓さんが所属する熱海の芸妓見番では、毎週土日の午前11時から「湯めまちをどり華の舞」が開かれます。芸妓連の踊りのほか、地方(三味線等の演奏)も当然、生(ナマ)です。残念ながらこの日は、そっと舞台をのぞき見させていただきましたが、ちょっと未練が残りましたね。
「華の舞」の説明をしたところでちょうど昼ごはんの時間。発川沿いにある寿司屋さんで食事です。食事時間の間は、熱海の話しというより、お客様と今日のガイド担当者が同郷ということもあって、ふるさとの話で盛り上がってしまいました。
昼食後は海岸通に出て、ジャカランダ、サンビーチ、貫一・お宮と歩き、お宮の松前で解散。白井さんご一行は、バスに乗って熱海駅に戻られました。この日の移動距離は約2.5km、お疲れ様でした。
▲5分に1回、轟音とともに吹き上がる大湯・間欠泉
▲湯前神社の守り神、少彦名命(すくなひこなのみこと)の像。珍しいのは妻子ともに彫られていること。このいわれを知りたいですね
▲元祖温泉まんじゅうの延命堂さんでひと休みのご一行
▲芸妓見番をちょっと覗かせていただきました。普段の日も、芸妓さんたちが本番にもまして真剣な表情で稽古に励みます
▲コース最終ポイントは貫一お宮の像の前。皆さんには2.5kmも歩いていただきました、お疲れ様でした!
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