古道「東浦路」コース
江戸時代に整備された伊豆半島東海岸の幹線道路「東浦路」は下田まで続きます
■コースの概要
伊豆半島東海岸の幹線道路「東浦路」(ひがしうらじ)を歩きます。「東浦路」は江戸時代になって整備されはじめた道で、熱海から下田まで続きます。江戸時代の文献からは、老中松平定信をはじめ、浦賀奉行・小笠原長保、安積艮斎、吉田松陰、川路聖謨などが通行していることがわかりました。
かなりのアップダウンがあります。また山路を歩くため、夏は藪蚊等も多いため、秋から初冬がおすすめの季節です。
・スタート:JR網代駅~「東浦路」入口~東浦路~江戸城石丁場~和田木神社~JR網代駅
・行程:約5km、海抜215m(アップダウンあり)
・開催日時:随時(木、金曜を除く)
・集合場所:JR伊東線・網代駅改札出口
・所要時間:1時間30分~2時間程度
・費用 :@500円/1人につき(ガイド料)+ガイドの往復路線代 (熱海駅~網代駅)@400円/1名
※小学生以下は無料とします。
・備考 : ガイド申込みは、2名様以上でお願いします。また、健脚コース(ハイキング)のため服装は、長ズボン、滑りにくい靴、軍手などでお願いします。飲料水もお持ちください。
※本コースはガイド者の往復路線代(400円)をご負担いただきます。
※ガイド申込みは2名様以上でお願いしています。
※お客様10人に対してガイド1人を想定してご案内しています。
※開催日時(曜日)、集合時間、集合場所などご相談に応じます。
※他グループと日程が重なるなどの理由でご案内できない場合があります。あるいは他グループとご一緒の提案をさせていただくことがあります。
■ポイント:「熱海を通り過ぎた人たち」
地元の人でさえ忘れている「東浦路」は昔の驚くべき世界を教えてくれます。この道は下田まで続くのですが、天城路と異なり、女子供や病人などでも通りやすく普通の人は3日がかりで歩くところですが、吉田松陰は、熱海から下田までの100kmをわずか1日半で歩いたといいます。昔の姿が残る、数少ない石畳みを歩けば、多くの偉人たちと、その偉業を想うことでしょう。
▲コースマップ(網代駅からスタートし、網代駅に戻るコースです)
▲集合地点のJR伊東線・網代駅は熱海から3つ目の駅です。網代漁港、網代温泉で知られています。江戸時代は「京大阪に江戸網代」といわれ、江戸への海路の要衝として賑わっていました。
▲「東浦路」の石畳は江戸の時代を身近に感じることができる数少ない場所です
▲伊豆古道「東浦路」は熱海から下田まで続く幹線道路
▲江戸城石切り場。ここから多くの伊豆石が切り出され、江戸に送られました
▲和田木神社は山と水を守る地元の神社です
▲和田木神社から網代湾を望む。ここは江戸時代、「京大阪と江戸網代」と言われた港町です
▲折り返し地点、南熱海グリーンヒルズ。マイナスイオンを浴びながらの下り坂が始まります
気軽にお問い合わせください。ガイド中などの用件で電話に出られない場合もありますのでご容赦ください。090-1950-6632受付時間 9:00-18:00