日本一早咲きの桜、可愛らしいピンク色の桜、それがあたみ桜です。あたみ桜は花びらが濃いピンク色で花が大きいのが特長です。沖縄原産のカンヒザクラと、関西以西の暖地帯に分布するヤマザクラの自然雑種とのことです。気候が温暖な熱海では、早春に咲くこの桜を「あたみ桜」と名付け、市内に数多く植えています。
このあたみ桜の、”基準木”というものがあります。文字通り、咲き具合の基準となる木で、開花状況がここで決められます。熱海市内を流れる糸川(いとがわ)と、国道135号線とが交差する場所に植えてあるあたみ桜のことをいいます。この桜は平成20年に選定されました。
あたみ桜は1月中に見ごろを迎えるため、”日本で最も早く咲く桜”とされていて、ここ熱海では、糸川沿いがあたみ桜の名所となっています。そして、昨日(1月24日)から糸川遊歩道で「あたみ桜 糸川桜まつり」が開催されています。熱海芸妓衆の歌と踊り、歌謡ショー、桜茶無料サービスなど。期間中、ライトアップがされるので、あたみ桜がより一層綺麗に見られますね。
▲国道135号と糸川が交わる場所。メジロもたくさん訪れていました、
▲頑張れ、開花まであと少し!
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