10月25日(土曜)秋晴れ。まち歩きガイド養成講座第7回「まち歩きガイド体験②」の講師をまち歩きガイド・3人で務めました。集合地点は熱海中央公民館。ガイド自己紹介(3人)ののち、養成講座受講者に、本日のテーマと案内するコースの説明を行いました。ポイントは、受講者がやがて、ガイド者になった時に、何についてどんなことを説明すればいいか、ということを意識してガイド体験の組み立てを行いました。
さらに梅園梅まつり時のガイド者養成、ということも意識して講師役を務めました。(うまくいったかどうか)
●最終的なガイドコースとタイムテーブル
・中央公民館~大湯/湯前神社(10:20)
・宮坂~来宮神社(10:30)
・丹那神社(10:40)
・梅園入り口(11:00)&トイレ休憩
・梅園内(往路)初川左手~澤田記念美術館(11:30)
・梅園内(復路)初川右手~梅園入り口(12:00)~解散
ガイドの持ち時間は2時間あるのですが、梅園までの往復に費やす時間を考えると、説明に工夫が必要でした。大湯、湯前神社、来宮神社、丹那神社、澤田記念美術館など、梅園以外にも、見所・説明箇所がたくさんあります。これらを割愛することもできないので、端的にガイドしながら梅園を目指す形になります。
なお、当初解散地は中央公民館でしたが、主催者(市役所)と協議、熱海梅園にて解散としました。これでガイド時間配分にいくらか余裕が生まれたので、各説明ポイントの説明ができることになりました。とはいえ、十分な説明ができたかと懸念しています。この説明のできばえは、おのずと当会新規加入者の数に関わると思われます。そうした点では、大先輩のお二人のフォローは大いにありがたかったのです。何かあったときのサポート体制は万全です。
とはいえ、大先輩の目の前でガイド説明を行うのは、例えば、学芸会に父兄が来て、その前で遊戯をする子どものようにそれはもう、緊張が走ります。お疲れさんでした。(YM記)
▲湯前神社の祭神・少彦名命(すくなびこなのみこと)。大国主命とともに国つくりを行ったと古事記にあります。奥さんと子どもを連れた石像。
▲2千年の樹齢、大楠で有名な来宮神社。伊東線のトンネルそばです。こちらの祭神の一人が大国主命。
▲来宮神社から熱海梅園に徒歩で向かう途中にあるのが丹那神社です。難工事だった丹那トンネル掘削(1918年~1934年)時に、不幸にして亡くなられた方々の慰霊のために作られた神社。春にはきれいなあたみ桜に癒されます。
▲同じく、丹那神社にて。最近はタブレット端末などを使って写真やビデオ、音楽などで資料をお見せすることもあります。
▲熱海市内で唯一、”飲める温泉”をうたう「熱海の湯」が、丹那神社そばにあります。(注:2020年現在、飲めません。)
▲熱海梅園に併設されている澤田政廣記念美術館の案内板。熱海出身、仏教彫刻で名を成した澤田政廣さんの名を冠した美術館ではゆったりとした時間が流れます。
▲丹那トンネル工事で亡くなられた方々の供養の丹那神社のほかに、熱海梅園には供養梅が植えられています。
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