熱海梅園 de 矢穴石をさがせ! (8/21・日)
・そのむかし、熱海から切り出した大石が、江戸城修築にたくさん使われました。
・熱海梅園のあちこちに、よく見ると、四角い穴があいた石、歯形のように一片が削られた石が置かれています。
・これらは矢穴石(やあないし)といって、巨大な江戸城の石垣として使われるはずだった石たちなんです。
・でも、何かの原因でこれらの石はこの場所に取り残されてしまいます。
・夏鳥たちのさえずりを聴きながら、熱海梅園で、私たちと一緒に矢穴石を探し、そのナゾを解き明かしましょう!
・当会では以下の要領でイベント(参加無料)を実施します。
・なお当イベントは、静岡県民の日の特別イベントとして実施されます。
<開催要領>
■開催日 : 令和4年8月21日(日)
■集合場所 : 熱海梅園 入口前
■受付時間 : 午前9時30分~
■開催時間 : 午前10時~12時(予定)
■募集 : 20名(先着順) ※定員に達しました
■参加費 : 無料
■アクセス :
(1)熱海駅より伊豆箱根鉄道バスで約15分
①相の原団地線(1番乗り場、下車バス停は「梅園」)
②笹良ヶ台団地循環線(2番乗り場、下車バス停は「梅園入り口」)
(2)JR来宮駅より徒歩で約10分(距離650m、標高差30mあります)
■おみやげ : お楽しみに!参加の記念品を各種用意しています
■主催 : 熱海まち歩きガイドの会
■後援 : 熱海市・熱海市観光協会・熱海新聞・伊豆毎日新聞社
★お申込みは、こちら からどうぞ。
★江戸城を築いた熱海の石
・熱海市は火山の恩恵で温泉に恵まれ、いにしえより多くの文人墨客が訪れ、日本の歴史の中で少なからぬ役割を果たしてきました。また、その火山の恩恵によって、全国有数の石材の産地という別の一面ももっています。
・江戸時代の伊豆地方の採石場のことを石丁場(いしちょうば)と呼んでいました。「丁場」とは本来、作業現場という意味で「石丁場」とは石を割ったり、加工したりした場所のことです。
・江戸城の修築は「公儀普請」で諸大名たちを財政的に疲弊されるとともに、日本史上最大の城郭を造ることによって「天下人」が誰かを知らしめるモニュメントづくりという徳川幕府の一大プロジェクトでした。この大規模な工事で作られた江戸城の石垣のほとんどは、熱海などで採取された伊豆の石を使ったと考えられ、工事に動員された大名によって、約百万個の石が江戸まで運ばれたといわれています。
・この石材を切り出した遺跡が熱海市内には数多く残されているのです。現在でも市内を注意深く観察すると、海岸や山、あるいは住居や畑の石垣などキャタピラのような「矢穴痕(やあなこん」を見つけることができます。これらの石は、安山岩のような硬い石で、石に彫った矢穴痕に鉄製の「矢」という道具を差し込み、叩いて石を割っていました。(広報あたみ 2013.5より)
★静岡県民の日とは
明治9年(1876年)8月21日、旧静岡県と旧浜松県が合併し現在の静岡県が誕生した由来によります。この時期、県はもとより県内各市町でさまざまな催しが開かれます。
★さぁ、これらの石はどこにあるでしょうか?
★感染症対策★
本イベントは十分な感染症対策を実施して開催することをお約束します。参加にあたっての注意点は以下のとおりです。
1,体調に不安のある方はイベント参加をご遠慮いただくとともに、すみやかに欠席連絡を事務局(090-1950-6632)にお願いします。
2,当日は必ずマスク着用でご参加ください。
3,イベント開催中は、ソーシャルディスタンスにご協力ください。
4,状況により急遽予告なく本イベントは中止あるいは変更となる場合があります。
★お問合せ先★
熱海まち歩きガイドの会 事務局
メール :info@atamimachiaruki.net
電話 :090-1950-6632
Fax :0557-48-7273
★お申込みは、こちら からどうぞ。