3月末、春まっさかりの伊豆山開運コース

気温19度、晴れ。早朝まで降っていた雨があがると同時に気温も上昇、青空がのぞきます。今回は「伊豆山開運コース」のご案内。今日の集合場所は熱海駅まえ。それにしてもなんと人出の多いことでしょう。駅前はまるで、お盆休みか正月休みの様相。しかも若い人たちが多いですね。

お客様の劉さん/陳さんカップルと、平石さん(男性)の3人と足湯前で出会いました。私が着ている黄色のジャンパーが目印です。

劉さん/陳さんは中国からの留学生。そして陳さんはこの春から大学院の映像学科で学ぶ予定だそうです。

そこで考えたのは、古い歴史(頼朝、秀吉、家康など)の中での日本と中国の結びつきなどを話してみたらどうかということ。
真言宗/般若院の大師堂には、遣唐船で唐へ渡り、大陸の新知識を持ち帰った弘法大師(空海)が自ら刻んだと伝えられる「大師像」(国重文)が安置されています。
伊豆山神社拝殿の欄間彫刻「鯉の滝のぼり」ですが、この鯉は黄河上流のある”龍門”と呼ばれる激しい流れを遡って龍となるわけです。
これが登竜門のいわれとか。
中国からの若いお客様が自国と日本のそれぞれの地理や歴史の結びつきに関心を持っていただけたらと、ありったけの知識(!)を総動員してみました。

おひとりで参加の平石さんは、テレワークで一か月ほど熱海に滞在、仕事の合間に街中をあちこち歩いた。そして来週には東京に戻るので、戻る前に熱海をもっと詳しい話が聞きたくなったとのこと。しっかりしたひとだなぁ。

10:05発の東海バス・七尾原循環(4番)に乗り込み般若院で下車。般若院の正門(弘法大師霊場・走湯山般若院の石柱)~本殿~大師堂をご案内。このあと横道地蔵、石の逢初橋(頼朝・政子)をご案内し、伊豆山神社に参拝します。

伊豆山神社は例年、この時期に例大祭が行われます。4月14日朝から、837段の参道(石段)で勇壮な神輿下りのシーンが見られるのですが、そんな説明をしながら、桜の花びらが散り始めた石段をゆっくり下りました。R135のバス通りに横切り、さらに海の方に向かって階段を降りて走り湯に到着。
横穴の奥まった方から、猛烈な噴気ととも轟と音を立てて熱湯が湧き上がってくる様子を見届けていただいたところで今日のガイドは終了です。
このあと、R135の逢初橋バス停まで坂道を上って戻るのですが、なんと、私は話に夢中になっていて、熱海駅行きのバス停留所をスルーしてしまいました。バス停に戻ろうと思ったのですが、お客さま全員元気なものだから、つい、駅のほうまで歩こうという話でまとまり、結局はお宮の松まで歩き、ここで解散となりました。

お宮の松に向かう途中、日本映画について学ぶ陳さんから、小津安二郎「東京物語」(1953年)に出てくる熱海の海岸シーンの説明がありました。今のような砂浜のない、かつての熱海の海岸は波しぶきが立つ。それが熱海の印象だったようです。
川端康成原作の「伊豆の踊子」無声映画版に登場する田中絹代、黒沢明の撮影大道具が使われているホテルの話などで盛り上がったところでお宮の松に到着。貫一お宮像の前で解散です。楽しいガイドでした。歩行距離は約1万歩。

▲走湯山・般若院でバス下車(熱海駅から190円)


▲伊豆山神社の”鯉の滝のぼり”。水にご縁のある彫刻は野火や落雷による火除けのおまじないとか


▲今回ご案内した、劉さん/陳さん、平石さん


▲桜が満開の伊豆山神社参道を海岸に向かって下る。ネコたちがのんびりサンポしているのも印象的


▲かつては横穴から激しく熱湯が噴出していたという走り湯


▲貫一お宮の像前で解散です。走り湯から1.5kmほど西に向かって歩けば着きます

※人物写真はご参加の皆さんの了解を得て掲載しています。劉さん/陳さん、平石さん、お疲れ様でした。

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