熱海の春日町の丘(熱海駅を出て左手の丘の上)の相模湾を望む高台に、国の重要文化財である「旧日向家熱海別邸」が静かに佇んでいます。アジア貿易を営んでいた日向利兵衛の依頼により、ドイツの建築家ブルーノ・タウトが設計した「まぼろしの地下室」と呼ばれる施設で、土・日・祝日に一般公開されています。この建物は、「梅」と「月」を意識されて作られていることから、玄関前と屋上庭園には、数本の老梅が植えられており、渡辺仁の設計による前庭の梅は、和風の住宅を背景に現在見事な花をつけ(2月1日)、落ち着いた雰囲気をかもし出しています。
<旧日向邸・見学>
・入館料:大人300円、中・高校生200円、小学生以下は無料、但し保護者同伴
・開館日:毎週土・日曜日及び祝祭日
・開館時間:午前9時30分~午後4時30分(最終入館は午後3時00分)
※9:30、10:30、11,30、13:00、14:00、15:00の6回に分けて各回定員10人の予約制。
(各回10分前から入館可)
・予約方法:先着順で受付
・連絡先:0557-81-2747(開館日のみ)
●熱海市による案内サイトはこちら。
http://www.city.atami.shizuoka.jp/page.php?p_id=641
▲日向別邸庭の梅が見ごろを迎えました
更紗さん 旧日向別邸には既にお越し頂いているようでありがとうございます。玄関前の紅梅は今6分咲きといったところですが、屋上庭園の紅白梅はこれからです。当施設が建設された時に植えられたものですが、今でも綺麗な花をつけてくれています。 ぜひまた お越しくださいますようお待ちしております。 keep+1
熱海は、やはり温暖の地ですね。
我が家の梅の蕾はまだ硬く、立春の満月の下、静かに眠っております。
明日は雪の予報が出ており、まさに冴え返る日となるようです。
日向邸は、二度ほど見学させて頂いておりますので、あの梅の木で飛び交う可愛いメジロの姿が、懐かしく目に浮かんでまいります。
昨春の熱海写真俳句コンテストでは、タウトを詠まれた作品が入選していましたね。
また、熱海へお邪魔したいと思っております。