2月26日、天候は小雨、気温9度。獨協大学・経済学部の高松ゼミの皆さんを初島・島内一周ガイドにご案内しました。高松先生はじめ40余名の方々を2グループに分けコースを回りました。あいにくの雨です、足元が悪い中、90分ほど歩きましたね、お疲れ様でした。暖かいときにぜひまたお越しください。そして灯台にはぜひ昇りましょう、晴れた日には富士山も見えます。
1、ガイドコース:初島・島内一周
2、所要時間:1時間半(11:30~13:00)
3、参加者:獨協大学・高松教授+ゼミ学生42人(2班に分けてご案内)
4、担当ガイド:熱海まち歩きガイドの会2名
5、初島ガイドポイントの説明写真です。島を反時計回り(左回り)でご案内したものです。
(1) 初島船着場が見えてきました。雨に煙っています。天候不順、海は多少のうねりがあっため船酔いをする方もいました。25分の船旅とはいえ、気になる方は酔い止め対策など気にかけたほうが良いかも知れません
(2) 初木神社には初木姫伝説があります。こちらは伊豆山権現の祖、日精・月精の乳母となります。毎年7月の例大祭には、伊豆山神社の宮司さんが祭事を執り行うために来島されます
(3) 初島海洋資料館内の展示物。相模湾の海洋地図、水深がひと目で分かります。このほか縄文遺跡などを展示。初島には7千年前の縄文遺跡があります(注:2023年3月現在、海洋資料館は閉館し、海洋地図は初島港前の定期船待合施設「シマテラス初島」の2階に設置されています)
(4) 学生さんより初島のインフラについて質問がありました。電気/電話は1967年(昭42)熱海・和田地区から海底ケーブルで送電開始。水は1980年(昭55)、網代・朝日山より富士山伏流水「柿田川湧水」を送水管で供給。それぞれ、意外に最近のことなんですね。大変だったことでしょう
(5) エクシブ初島クラブ。館内見学しつつ、トイレ休憩。セグウェイの体験試乗ができるのでみんなビックリ
(6) 初島灯台は360度パノラマビュー、地球の丸さを実感できます、今回は登らかったけれど
(7) 初島アイランドリゾートでガーデン散策。河津桜と菜の花が満開です。これは見事!
(8) 江戸城石垣採掘跡。江戸城修築のため、伊豆石を切り出して運んでいた場所の名残です
(9) 磯内膳(いそないぜん)の墓。切腹して果てた小田原藩士・磯内膳の墓は小田原を向いて建っています
(10) 島を一周して港の近くまで戻ってきました。食堂街。「初島・丼合戦」まっさかり。各店自慢のメニューが並びますが今回は「白扇」さんで昼ごはん。「漁師のおまかせ丼」を大盛りでいただきましたが値段は一緒。丼合戦は3月8日まで開催
(11) 島内唯一の初島小中学校。阿久悠(作詞)・三木たかし(作曲)による「地球の丸さを知る子どもたち」という校歌があります
(12) カモメに見送られて島を離れます。カモメは熱海市の鳥
(13) ラスト一枚。しま猫クンが睨みをきかせています。初島しま猫の始まりは、昭和35年、島の婦人部の皆さんが熱海から40匹貰い受けたことだそうです。個体数調整のこともあって、しま猫すべてに避妊手術など施しているとのこと。港そばの休憩所付にもよく現れます
★初島の観光パンフレット(熱海市観光協会にリンク)
★掲載写真は、高松ゼミの皆さんの了解を得て掲載しています。
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