熱海市内、中心部を流れる糸川・・・イトカワではなくイトガワと呼びます。
糸川桜まつりは15日で終えたのですが、実はいまが一番の見ごろ、満開です。2月22日までライトアップ。多少の寒さをこらえて見に来ていただけたら、ちょっといいことあるかも知れませんよ。今日は24節季の一つで,旧暦正月の中気にあたる”雨水”。そういえば、“サクラ サクラ いま咲き誇る・・・”なんていう歌詞の有名な歌がありました。熱海で、一足早く歌ってみませんか?
あたみ桜といえば、郷土史家の山田兼次さんが著した「熱海百話」には、あたみ桜について、こんな記述があります。(一部引用します)
”糸川べりの錯綜した電信柱が撤去され、あたみ桜の並木の遊歩道ができ、”
”その片ほとりの坪内逍遥の旧居跡に、逍遥の歌碑が建てられました。”
” ♪ 熱海ざくらがパッとパッとパッと ♪ ”
” ♪ パッとパッと 咲いた ♪ ”
どんな気持ちかなぁ、浮き浮きとした気分が感じられます。
ちなみに坪内逍遥は熱海の恩人の一人です。逍遥が、大正9年から昭和10年に亡くなるまでの15年間を過ごした住居「双柿舎(そうししゃ)」は、いまでも立派に、有志のかたがたの手で保存されています。そしてこの28日には、熱海市の文化と観光の拠点、起雲閣で「第43回 逍遥忌記念祭」も開催されますよ。
今日も雨模様の熱海市でした、関東地方は細かに雪がまったとか。
そろそろ暖かくなって欲しいですね。
そうそう、話し替わって熱海梅園のことですが、中手(中咲き)の梅もほころび始めた熱海梅園の梅まつりは、3月8日まで開催されています。見ごろです、こちらもどうぞ。
▲ちょっとピンボケ。糸川沿いのあたみ桜、ライトアップの図
▲ドラゴン橋のたもとのあたみ桜。まるでドラゴンが火を吐いているようですね
▲昼はこんな風情の糸川桜。これはアタミ桜の基準木。国道135号線に面しています
▲基準木にはこんな立て札が
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