遅れたブログへの掲載。鷺谷さんごめんなさい。
1、気温27度、秋晴れ。このところ雨続きでしたが、この日はぐんと気温が上がり暑い一日でした。定刻:熱海駅改札集合10:00。軽いストレッチ運動を行い、目的地に向かいました。
2、この日ご案内した鷺谷さんは、お時間の余裕があるとのことだったので、少しだけ遠回りをしました。熱海駅前の軽便鉄道を見たあと、仲見世通り~平和通を抜け、かつての熱海の繁栄と復興しつつある現状を説明。このあと、金色夜叉で有名な尾崎紅葉の筆塚を説明したあと、海光町の石畳浪漫コースに向かいました。筆塚を説明したのは、最後に案内する”お宮の松”と”貫一お宮の像”の伏線ですね。
3、石畳地区に向かう途中で、熱海&初島の地理歴史を簡単に紹介しました。国際医療福祉大学熱海病院を過ぎてGHQが敷いた花崗岩の石畳を歩きます。水光荘、平櫛田中・旧邸、熱海ホテル跡地、野村塵外荘、惜櫟荘を説明します。相変わらず日差しが強く暑かったのですが、この一角はひっそりとしていたこともあって、存外涼しく感じました。
4、熱海ホテルは、大正11年(1922)帝国ホテルの副支配人も勤めた岸衛氏によって開業。岸氏はその後熱海市長、衆議院議員も勤め日本の観光事業に尽力。そのホテルも終戦間際に海軍病舎となり営業休止。戦後は国際興業が経営した、スパニッシュ様式の美しいホテル(実は改築された2代目の建物)。お宮の松・2代目はここから現在の場所に委嘱されたなどの説明をしました。野村徳七翁が作った塵外荘は、見事な佇まいが気に入ったようです。
5、国道135号に戻り、国道に沿ってお宮貫一の像を目指します。お若いご夫婦だけに足どり軽くスイスイと歩いていただきました。最後はお宮緑地で、ジャカランダの説明をしてガイド終了。記念写真を撮りましたが、許諾を戴いたのでホームページに掲載します。
▲東京からお見えになった鷺谷さんご夫妻と一緒に石畳浪漫コースを歩きました。終点の貫一お宮の像の前で
▲貫一お宮の像と反対の車線、国道135号線上に、さりげなく埋め込まれた金属プレート。これは初代お宮の松が植えられていた場所をあらわしています。ちなみに今のお宮の松は2代目。海光町にあった熱海ホテルから持ってきたもの
▲11月25日オープンを目指して、工事のピッチが進む、新熱海駅ビル
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