当ホームページのタイトル画でもおなじみの、熱海在住の画家・酒井理恵子さんから、熱海の観光名所をテーマにした絵はがきシリーズ「熱海百景」の新作案内がありました。今回のテーマは「双柿舎」。正式タイトルは少し長めですが「双柿舎にて新修シェークスピヤ全集の上梓を喜ぶ坪内逍遥、セン夫人と友人・昭和9年ごろ」とあります。略して「双柿舎」と呼ばせていただきます。
「双柿舎」はいわずと知れた、シェイクスピアの翻訳で世界に知られる坪内逍遥先生の晩年の住まいですね。坪内逍遥は、安政6年(1859年)にいまの岐阜県美濃加茂市に生まれました。晩年、熱海市に建てた双柿舎に移り住み、この地で一生を終えます。
▲熱海の観光名所を描く「熱海百景」の19作目は「双柿舎」
▲酒井さんが描いた「双柿舎」の、縁側から見た庭はこの時期、緑が鮮やかですね
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