7月26日(日)快晴。
豪華客船「にっぽん丸」(商船三井客船、管啓二船長、2万2472トン)が、”大洗・熱海花火鑑賞クルーズ”のために熱海港に入港し、ナナハン岸壁にて歓迎式典が行われました。
下船を前に、熱海笛怜会による太鼓の演奏がおこなわれ、デッキからたくさんの乗客が観覧していました。歓迎式典では森本副市長と船長のスピーチのあと、ミス熱海のアテンドによる花束贈呈がありました。
街歩きガイドのスタッフは、タラップを降りてきた乗客に観光パンフレットや市内マップなどを手渡したり、おすすめのスポットや湯~遊バスの案内などを行い、徒歩で向かう10名ほどのグループには、マリンスパあたみのバス停までご案内を行いました。
今回の乗客は454人ということで、オプショナルツアーバスで熱海梅園・来宮神社や、三島大社、十国峠等へ向かうグループや、タクシーで個別の目的地へ向かう客、サンビーチまでのシャトルバスで市内観光へ向かう客、また下船せずに船内でゆったりと過ごす客も多い様子でした。17時には再び離岸し、沖合に停泊して20時20分からの花火を鑑賞します。
式典終了後、関係者向けに船内特別見学ツアーがあり、太鼓の笛怜会の皆さんと一緒にご案内頂きました。
下船しなかった乗客から「太鼓が素敵でしたよ」などと声掛けもありました。7階の展望デッキから、屋内プール、フィットネスジム、茶室、ホールやカジノ、客室もちょっぴり覗かせていただきましたが、大浴場とレストランが見られなかったのが心残りです。今度はゲストとして乗船してくださいということでしょうか。贅沢な飲食と催し三昧の非現実クルージングは、体験乗船でさえも陸に上がり現実に戻るが残念でなりませんでした。今回下船観光してくださった乗客の皆さんは、熱海の現在をどのようにご覧になったでしょうか。年間通して花火と青い海、ヨットや船が身近な街。また来たい、住んでみたいと思っていただけたらいいなと思います。(M.Y子記)
▲にっぽん丸が3年ぶりに熱海港に着岸
▲暑かったですね、皆様お疲れ様でした
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