当ホームページ・ヘッダー画像は一定時間ごとに切り替わる”スライドショー”形式です。5枚のイラストが変わったことにお気づきですか。正確に言うとトリミングも変わりました。当会HPのヘッダー画像には、熱海在住の画家・酒井恵理子さんの「熱海百景」が使われています。今回、画家・酒井さんが自らHP用の横長画面にアレンジするためのトリミングを行って下さいました。
「熱海百景」は、これまで18点の作品が発表され、絵はがきとして発売されていますが、酒井さんが作品をどうトリミングしたかを、以下にご披露します。酒井さんのこだわりのポイントが見えてきますね。また、18点の作品は、それぞれが季節を感じさせてくれるものです。したがって、季節ごとにヘッダー画面の差し替えを行っていこうと考えています。衣替え、ですね。
★今回使用する5枚の作品(オリジナル)とトリミングは以下の通りです。実に興味深い!!
<来宮神社・大楠 オリジナル>
<来宮神社・大楠 トリミング> ごつごつとした大楠の瘤の感じ。その向こうに来宮神社の本殿。青い夜空も見えます。
<起雲閣 オリジナル>
<起雲閣 トリミング> 二人の和洋装女性の対比がいいですね。
<梅園・香浮橋から オリジナル>
<梅園・香浮橋から トリミング> 人物と早春の初川のきらめき。むこうの誰かが手を振っている。それに答える若者。
<糸川の熱海桜 オリジナル>
<糸川の熱海桜 トリミング> 糸川沿いの満開の桜とアンティクな街灯の向こうに見える建物がいいですね。
<お宮の松と尾崎紅葉祭 オリジナル>
<お宮の松と尾崎紅葉祭 トリミング> 芸妓さん演ずる貫一お宮。右手は館野弘青作・貫一お宮の像です。
※ちなみに、”尾崎紅葉祭”は1月17日に行われました。
酒井さんは昨年末まで、熱海市立・澤田政廣記念美術館で「熱海百景」等の作品展を開き、熱海ではすっかりおなじみの人になりました。おおらかでほのぼのとした人柄が浮かび上がってくる画風が特長の酒井さんは、熱海の歴史や文化にも深い関心を持ち、ふるさと熱海の風景や風物、祭事をテーマにした絵はがきシリーズ「熱海百景」を5年前(2010年)に立ち上げました。
「熱海百景」は今後も継続的に制作が行われます。したがって新たに描かれた作品も随時、当ホームページで紹介さセていただきます。
にらさん、メッセージありがとうございます。
面白いですね、較べてみると。
ボクなんぞはどうしても、描かれている人が気になって、人物をはずしたトリミングど考えられないように思うのです。
機会を見つけて(時期不明)作家さんに恐る恐るインタビューしてみましょうか。
(M.Y)
比べてみると確かに興味深いですね。大胆な依頼だったかもしれませんが、こうしてみると作者の方の視線が見えてきて、作者の方の意図をくんだものに仕上がったのではないでしょうか。メデタシ、メデタシ。
Maroonさん、こんにちは。
今回のトリミング、以前、TOPにスライドショーとして掲げていたものとぜんぜん違いますね。興味深いです。
それにしても、描いた方(酒井さん)に直接、「トリミング」をお願いしたのですが、お忙しいのに丁寧に対応していただきました。酒井さんありがとうございました。
今にして思うのは、ずいぶん大胆な依頼だったかもしれませんね。冷や汗ものです!
(M.Y)
画家の酒井さんの切り口が、斬新で、そういう目で見てるんだな~と感心させられました。