熱海梅園梅まつりの期間中、澤田政廣記念美術館は無料で公開中です。梅園入り口から、園内を流れる初川に沿って緩やかな傾斜の斜面を、ゆるゆると、10分ほどかけて上がってゆくと、この美術館にたどり着きます。今日は雨があがったあと気温も上がり、陽射しもたっぷりとあるので、美術館のオープンカフェもきらきらと輝いて見えました。庭園では、ゆっくりとお茶をすることもできます。写真には撮りそこねましたが、オープンな場所にあるため、ひざ掛けなど用意されていました。ちょっとした心遣いが感じられるのも、美術館ならではですね。
▲澤田政廣記念美術館で開かれているオープンカフェ。明るい日差しの下で、いい雰囲気です。
▲梅園梅まつりは3月8日まで開催。期間中、澤田政廣の木彫を中心とした作品を楽しむことができます。
▲美術館に架かる”梅園橋”脇に掲げられた、学芸員さん手作りの”のぼり”が美しい! アートしていますね。
▲こんなメニューが用意されていました。
▲紅茶には、熱海名産”だいだい”を使ったマーマレードがたっぷり添えられていました。熱海紅茶セット。
▲お土産も購入できます。これも美術館オリジナル商品。左は「福こがし」。熱海の守り神”来宮神社”の象徴!でもある”麦こがし”をアレンジしたもの。右手もオリジナル、4種類のお菓子詰め合わせセット。
▲熱海の特産品”だいだい”を使ったマーマレード(500円)。ダイダイ(橙)は古くから伊豆地方の名産品で、”代々続く”といわれ、おめでたいことの象徴として正月の鏡餅の上に据えられたりしますが、ポン酢を作ったり、こうしてマーマレードなどにも使います。
長崎の実家では、鏡餅に乗る以外に、ナマコを食べるときにジュッとしぼってお醤油をたらし、即席ポン酢として食していました。
にらさん、こんにちは。
だいだいは伊豆地方の名産品なんですね。昔はたくさん採れたそうですが食用にはなりにくいこともあって、栽培が減ってきました。いまでは鏡餅の上にちょんと載るのがお役目なのでは?
だいだいの果汁は酸味が強く、スッパさ最高潮。でも風味がいいのでポン酢の材料としても用いられますね。ダイダイと醤油の割合が1対1。これに乾燥昆布を加えて一晩寝かします。作り方の流儀はいくつかあるはずでほんの一例ですが。
そうそう、漢方薬としても必須アイテムです。
「だいだい」ってところがいいですね。