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GW間近、ぶらあたみコースをご案内

気温18度、曇りのち晴れ。強い風が吹き肌寒い陽気でした。
田中さんご家族を熱海駅前・家康の湯前で黄色の小旗と黄色のポロシャツでお出迎え。今日のガイド予定をラスカ内観光案内ステーション前で行いました。
首都圏には3度目の緊急事態宣言が発出されたこともあって、熱海駅周辺の人出は少なめです。

今日の案内コースと説明内容は以下の通り。まずは前半戦(?)
 ・熱海駅前の軽便鉄道(来熱のための交通手段変遷)
 ・仲見世通り(ひと時代前の熱海の写真。熱海最盛期の芸妓見番前の芸妓さんたち、小田原~熱海間を走る人車鉄道)
 ・筆塚(尾崎紅葉の筆塚)
 ・人車鉄道駅舎前(車両前席の空きの理由のなぞかけ)
 ・野中の湯(500カ所もある熱海の温泉井戸、昔の温泉は掘削技術がなく湧き上がる湯を使う、海辺と山の手では温泉の泉質が一変する)
 ・来宮神社(熱海随一のパワースポット、本州最大の大楠)
 ・宮坂(来宮神社の御鳳輦が海に下る)
 ・大湯間欠泉(轟音を立てて吹き上がっていたかつての間欠泉の名残。オールコック氏の愛犬トビー)
 ・湯前神社(熱海温泉発祥。少彦名命エピソード)
 ・大湯日航亭(本陣、徳川家康、湯くみ道中、吉川広家)
 
 2時間ほどの行程ですが、さすがにくたびれたましたね。少し休憩をとりたいと思ったのですが、今日はあいにくの水曜日。観光地・熱海は水曜定休が多いので休む場所がなかなか見つかりません。
 温泉まんじゅう発祥の延命堂さんでお茶をいただくこともできず、ニュー富士屋ホテルもコロナでクローズ中。やむなく御成橋バス停のベンチで一休み。

そして後半戦はこんな感じ。
 ・市役所(熱海御殿、熱海御用邸)
 ・わかなや(大正天皇エピソード)
 ・糸川(あたみ桜)
 ・熱海銀座(熱海復活、スイーツ)
 ・サンビーチ(初島、ジャカランダ、焦がし祭り)
サンビーチから海を眺めながら雑談のあと、
 ・貫一お宮の像(お宮さんの左手中指のダイヤモンド指輪の値段、大阪読売新聞)。

ここでガイド終了です。田中さんに今日のまち歩きの印象を伺ったのですが、一番印象に残ったのは、来宮神社の大楠だったそうです。たたずまいもよく、それにクスノキのいい香りがしていましたね。

田中さんは何度も熱海を訪れておいでですが、ガイド付きで歩いたのは今回が初めてとのこと。そんな田中さんご家族に、6月に咲くジャカランダの写真を見ていただき、ホタルが飛ぶ熱海梅園のお話を差し上げました。確かに、6月の海岸エリアはうす紫色のジャカランダが咲き、なんともノスタルジックな雰囲気が漂います。まるで異国を旅しているような気分を味わうことができます。
田中さん、次は初夏の熱海をのんびり歩きましょう。それから、伊豆山神社も歩きたいですね。


▲樹齢2千年の大楠は国の天然記念物に指定されています。このあたりには樟脳のいい香りが漂っています

▲大楠の周りをぐるっと一回りすると一年寿命が延びるという言い伝えがあります
▲参道左手に置かれた朱の鳥居はインスタ映えしますね。京都伏見大社から分祀されたものです

▲熱海温泉発祥の場所にあるのが大湯間欠泉。かつては一日に数回轟音を立てて熱湯を吹いていたようです。いまは観光モニュメント。一定時間間隔で熱湯が吹き上がります

▲大湯間欠泉そばにある日帰り温泉施設・大湯日航亭の壁面には、こんな看板が掲げられています。徳川家康が二人の子供を連れて熱海へ湯治に来たことが書かれています

▲今回ガイドの終点は”熱海の海岸”にある貫一お宮の像。明治の時代、尾崎紅葉が大阪読売新聞に連載した「金色夜叉」中の有名シーンがブロンズの像となったのは昭和61年のことだそうです

▲金色夜叉のヒロイン鴫沢宮の左手に嵌められているダイヤモンドの指輪。「ダイヤモンドの指輪に目がくらみ・・」というセリフは有名ですね

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