熱海温泉には共同浴場がいくつかあります。残念ながら閉鎖してしまったところもありますが、住民の憩いの場として、大切に守られてきました。
誰でも、場所を確認して料金を払えば利用することが出来ますが、石鹸やタオルの販売はないところが多いので持参しましょう。狭くて順番待ちすることもあるので、マナーを守って入浴しましょう。

 熱海温泉の泉質は、塩化物泉と硫酸塩泉で約9割を占め、塩分が皮膚を覆い、保湿効果に優れています。また肌に優しい弱アルカリ性のため、湯のあたりがとてもやわらかいのが特徴です。ナトリウムやカルシウムが多量に含まれているので、美肌効果も実感できるはずです。

(1)田原浴場(駅前温泉)
駅からあるいて第一ビルの脇の道路を降りて行って仲見世商店街の方へまがってすぐ。営業中は日帰り温泉ののぼりが立っていると思います。入り口を入ってビルの管理人さんのような番台に料金(500円)を払います。下足入れ、鍵付きのロッカーもあり、一般的な銭湯に近い作りです。
シャワーもあり、湯船は2つ、青いタイルでゆったりとしています。
わずかに濁りがあり、かなり熱めなので、どちらかの浴槽を水で薄めて温度差浴を楽しめます。
カルシウム・ナトリウム-塩化物泉

(2)福島屋温泉浴場(福島屋旅館)
咲見町からホテル貫一方面までどんどん下り、銀座通り商店街に至る少し手前にある木造の老舗旅館が、共同浴場として日帰り開放してくれています。フロントで料金(400円)払い、貴重品は預かってくれます。ドライヤーやボディソープなども貸してくれます。
旅館のお風呂なので脱衣所も湯船も広く、グループで訪れても大丈夫。源泉湯口は旅館側が管理しているので、ぬるかったら声をかけると調整してくれます。
湯上り後は玄関ロビーのソファを借りて一休みすることも出来ます。昭和レトロなマッサージチェアや赤電話が雰囲気を出しています。
ナトリウム・カルシウム・塩化物泉

(3)清水町共同浴場
マックスバリューと芸妓見番前の清水町バス停から2ブロックほど`西へ歩き、ロイヤルクリーニングを曲がった小路の中程。向かいの商店で氏名と入浴日を申告して入浴券(500円)を購入し、浴場の脱衣所の木箱に券を投入します。脱衣ロッカーは4つありますが、洗い場は2つなので、先に二人入っていたら外で待ったほうが良いでしょう。真湯のシャワーあり。わりと現代的な作りですが、お湯は本物。
ナトリウム・カルシウム・塩化物泉

清水町共同浴場▲清水町共同浴場

(4)山田湯 
昭和町交差点を過ぎて、金城館からみのる亭の看板を目印に坂を登り、あたみ石亭の少し手前を和田川の方へ下る途中の、少し広くなっている民家の駐車場の奥。のれんに繋がる山田さん家の勝手口で料金(300円)を払います。
脱衣所も湯船も広く、洗い場のカランは3つ。排水口が奥に1箇所しか無いので、泡立てて洗うなら一番奥がいいですが、常連さん優先のようなので、空気を読みましょう。シャワーやドライヤーはありません。明るいタイル貼りで、壁には風車(男湯は水車?)のモザイクタイル画があります。
カルシウム・ナトリウム-塩化物・硫酸塩泉

yamadayu▲山田湯_女性浴場

(5,6)水口第一、第二共同浴場
浴場の近くにある小山商店、または谷口商店で入浴券(それぞれ共通、300円)を購入し、名前と日付を記入して浴場の入浴券箱に入れます。コンクリートの浴槽に、熱い源泉と水の蛇口で温度を調整します。平成27年末で閉鎖の予定となっているようなのでお早めに。

(7)伊豆山浜浴場
伊豆山神社の参道・階段を下りて、KAICHIの信号で135号線を渡り、偕楽園の前の公園へ降りる階段の途中の、ピンク色の建物。番台で料金を払い、脱衣所も洗い場も広々している。浴槽は2つあるがどちらも熱い!真湯と源泉のカランがあるので、石鹸を使う時は真湯の方を使うとよい。

(M.Y子)