昨日4月12日は今年2回目の熱海花火大会。3/30(日)に続いてこの春の花火イベントです。
 次回は7/21(月・祝)ですからすこし間が空きます。この日午後少し遅い時間から、熱海の街をぐるりと一回りしたのでそのレポートです。街のスナップ写真とキャプションでご案内します。

 この4月から再編スタートした「湯~遊~バス」は、熱海駅からぐるっと市内を回って駅に戻りますが所要時間は約50分。毎日2台のバスが合計13便発着します。バスはかなり目立ちます、黄色を基調のペインとが目立ちます。
朝は9時45分から、最終は午後4時15分スタート。お宮の松、サンビーチ、錦ヶ浦、熱海城、起雲閣、大湯間欠泉などをめぐります。一日券が700円。何度でも乗り降りできます。
 うれしいのは「熱海まち歩きガイドの会」を始めとするベテラン・ボランティアガイドの方々が同乗し、観光スポットを楽しくアナウンスしてくれます。これは一日楽しめる。
 ということで「湯~遊~バス」をちょっと追いかけてみました。

●湯~遊~バスの問合せは、伊豆東海バスのサイトで。
 http://www.tokaibus.jp/page.jsp?id=5964

20140412_01

熱海駅で乗り降りする湯~遊~バス

 

 

 

 

 

 

 

 花火鑑賞の絶好ポイントがサンビーチと親水公園。夏は海水浴客も合わせ、一日2万5千人も熱海を訪れてくれますが、花火は目玉中の目玉といえます。
 昨日の打ち上げ開始時間は午後8時20分。この時期の打ち上げ時間そのものは25分と短めですが、息継ぐまもなく速いテンポで次々に打ちあがります。フィーナーレを飾るのは、真っ白な大輪が一斉に花開く「大空中ナイアガラ」。三方を山に囲まれた熱海の海岸で見る花火は、そのサラウンド音響効果とあいまって、感動で目頭がウルウル・・・。

お宮の松前を通過する湯~遊~バス

お宮の松前を通過する湯~遊~バス

この日の花火打ち上げまで少し間がある、親水公園でのスナップ。露店も準備中。

この日の花火打ち上げまで少し間がある、親水公園でのスナップ。露店も準備中。

 

 

 

 

 

 

 

ヨットが停泊する港の先に見える堤防から花火が打ちあがります。さらにその向こうには、春霞にぼぅっと見えるのは初島。

ヨットが停泊する港の先に見える堤防から花火が打ちあがります。さらにその向こうには、春霞にぼぅっと見えるのは初島。

海岸沿いに植樹されたジャカランダの木は、不思議な形の枝をのばしています。初夏にうす紫色の可憐な花が咲きます

海岸沿いに植樹されたジャカランダの木は、不思議な形の枝をのばしています。初夏にうす紫色の可憐な花が咲きます

 

 

 

 

 

 

 

 

 

熱海の街から少し南に行って錦ヶ浦へ。ホテルニューアカオには、観魚洞隧道(かんぎょどうずいどう)を通って行きます。明治42年(1909)に作られた全長113メートルのトンネル。漁師が海を見張り、魚の群れを見つけるために作られた場所につながります。錦ヶ浦からは熱海が一望。花火の打ち上げ準備ポイントも一望できます。

 ここを越えた先、切り立った崖の先に突き出すように作られたニューアカオ。ホテルの敷地から恐る恐る、下方を覗くと「波食台」が見えます。この地域は「伊豆ジオパーク」といいます。数10万年も前、多賀火山という火山活動で溶岩が海に流れ込み、これが長い年月をかけて波の侵食で平らに削られ平坦な海底(岩盤)となる。これが地震などで隆起した跡。岩を穿つ洞窟もあったりで、複雑に変化する地形が印象的です。

観魚洞隧道(かんぎょどうずいどう)

観魚洞隧道(かんぎょどうずいどう)

海に突き出したホテルニューアカオから下の海を眺める。

海に突き出したホテルニューアカオから下の海を眺める。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 バスは錦ヶ浦から熱海城に登ったあとUターン。熱海市街を通って熱海駅に戻るコースに入ります。熱海市指定の有形文化財・起雲閣を通ります。1919年(大正8)に別荘として作られ、その後旅館として営業し、今は熱海市管理の文化と観光の中心地。昭和22年、旅館の時代には、志賀直哉、谷崎潤一郎、太宰治、舟橋聖一、などたくさんの文筆家が訪れたそうです。

起雲閣(きうんかく)

起雲閣(きうんかく)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 熱海市内には「熱海七湯」(あたみななゆ)があります。その昔、「熱海七湯」と呼ばれた自噴の温泉が熱海の名湯として知られ、 大正時代にはまだ残っていたそうです。いまはその名残りというか、それぞれの場所に碑が建ち、何箇所かは、熱い湯気が吹き上がっています。そのひとつ「小沢の湯」は、噴出する蒸気で温泉たまごを作ることが出来ます。

●熱海七湯の情報は、
 http://www.ataminews.gr.jp/news/nanayu.html

温泉たまごを作っている観光客の方々

温泉たまごを作っている観光客の方々

野中の湯。ここも熱い湯気が吹き上がっています。

野中の湯。ここも熱い湯気が吹き上がっています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

20140412_10

七湯のうち一番有名なのが大湯間欠温泉。かつては昼夜6回、湯と蒸気を自噴していたそうですが、いまは人工的に噴出させています

間欠泉の脇に白い電話ボックス

間欠泉の脇に白い電話ボックス

 湯~遊~バスも、七湯の1つ「大湯間欠温泉」近くを通ります。間欠泉の脇に白く古めかしい電話ボックス。東京との間の市外電話が日本で最初に始まったのはこの場所。その理由は、当時から重要な政治家、実業家が大勢、熱海温泉に来ていたからなんです。

こうして、ざっと40分ほどかけ、街をめぐったバスは駅に戻ります。あー面白かった! みなさんも熱海ミニ周遊はいかがですか。